レコード評議会

お気に入りのレコードについてのあれこれ

2022-01-01から1年間の記事一覧

12" Singles(1983-1986)/ The Style Council【UK盤】

スタイル評議会 The Style Council レコード評議会 The Vinyl Council The Style Council(スタイル・カウンシル)、ブログのタイトル「レコード評議会」はここから採っている。 人気絶頂にありながら、これ以上このバンドでは新しいことが出来ないと、The J…

サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン付」 / ジョルジュ・プレートル(指揮)、パリ音楽院管弦楽団【フランス盤】

サン=サーンスの交響曲第3番「オルガン付」、この曲を最初に聴いたのは、中校生の時。 試験勉強の際、カセットテープに録音した音楽をヘッドホンで聴きながら机に向かっていたものだが、この曲もよく聴いた。 オルガンが荘厳に鳴り響く第二楽章後半(実質第…

Still Life (Talking) / Pat Metheny Group【US盤】

今回の「レコード評議会」は、「一家に一枚あるべき傑作」「これを聴けば人生が変わる」というお話… Pat Metheny Group Still Life (Talking) US盤(1987年) Geffen Records GHS 24145 Side1:GHS-2-4145-A-DMM SR-1-DMM MASTERDISK SP1-1Side2:GHS-2-4145…

Letter From Home / Pat Metheny Group【US盤】

今回の「レコード評議会」は、「このレコードの、その本当の音、その背景、その真価を、四半世紀経った今になって知った」というお話…

The Royal Scam / Steely Dan【US盤、UK盤、イスラエル盤】

Steely Dan(スティーリー・ダン)の 5thアルバム The Royal Scam。 アルバムタイトルを直訳すると王様の詐欺、高貴な詐欺、一流の詐欺といったところだが、邦題は「幻想の摩天楼」。 どこをどうやっても、幻想の摩天楼にはならない。収録曲の中にも摩天楼(…

Magical Mystery Tour / The Beatles【日本盤(ステレオ/EAS)】

「レコード評議会」と大層なタイトルを付けておいて、これ?と思われる方もいるでしょう。 ですが、最初に買ったレコードがこれだったので、まずはこれから。

まえがき

レコード(アナログ、ビニール、ヴァイナル、色々な呼び方があるようだが、個人的には普通に使う呼び方はレコード)、何年も前から盛り上がってきていたが、今や完全復活した。と言うか、流行っている。

米国Capitolのレコードプレス工場

米国Capitolのレコードプレス工場は4つある。 デッドワックス(ランアウト)に刻まれた記号で見分けることができる。 ✲ Los Angeles Pressing カリフォルニア州ロサンゼルス(西海岸) O(or〔〕) Jacksonville Pressing イリノイ州ジャクソンビル(五大湖…

BUCKINGHAMコード

Deccaのスタンパー・コードの通称。 1234567890の数字を"BUCKINGHAM"に当てはめるという方式のため、BUCKINGHAMコードと呼ばれる。 例えば、B=1、CN=36、IM=50、となる。

GRAMOPHONEコード

EMIのスタンパー・コードの通称。 1234567890の数字を"GRAMOPHLTD"に当てはめるという方式のため、GRAMOPHONEコードと呼ばれる。 例えば、G=1、AP=36、OE=50、となる。

EMIカントリーコード

EMIグループでは、各国別にカントリーコードが割り振られている。 どの国でカッティングされたのか、どの国のマーケット向けなのか、などが分かる。

レコードの製造工程とデッドワックスに刻まれる情報

マスターテープ ラッカー盤 (凹) マトリックス・ナンバー メタルマスター (凸) メタルマザー (凹) マザー・ナンバー スタンパー (凸) スタンパー・コード レコード盤 (凹) 凸と凹は音が刻まれている箇所の形状